出産

病院のベッドに寝ている私
右側では母が心配そうにしている
膨れた腹越しに見えるテレビ画面は砂嵐しか映っていない
これから出産するようだが、痛みなどは全くない
足の指が痺れていて陣痛を感じないのだ、と母に説明される

日付は10/1
私の誕生日である
子供と親が同じ誕生日って珍しいよなあ、とぼんやりベッドで考えている私
痛いのかなあ、と恐怖を感じたまま就寝(?)
目覚めると足元にグロテスクな肉塊が。
「かわいいので写真に撮ろう」という私に「グロいから止しなさい」と制止する母。